企業研究は、その企業だけで済まさないようにする。
業界研究にも関連することだが、競合他社のことも研究しよう。
競合との違いを知ることは志望動機の裏付けに役立つ。
例えば、業界1位のA社を志望していた場合でも、A社は○○分野ではトップシェアだが、△△分野では業界2位のB社のほうが強いというケースがよくある。
とすると、「△△分野でもトップシェアと取れるようにしたい」というのは動機付けとして悪くない。
逆に、業界2位のB社を志望していた場合でも、「△△分野をもっと強くしたい」、「○○分野でトップシェアを取りたい」というのも動機付けにできる。
なお、上記のように他社との違いを志望動機に出さなくても、企業研究をしているかどうかは面接官は見抜ける。
ネットに書いてあるような小手先のテクニックでやり切ろうとしてもバレている。
いちいち指摘していないだけだ。
当初頭にあったのは業界1位の企業だけかもしれないが、企業研究をしていると、競合他社のことを知るとそちらにも魅力を感じることもある。
就職活動は、最初から業界や企業を絞り込まないことを強く勧めたい。
絞り込む理由は、大抵、業界・企業に対する「思い込み」である。
思い込みで自分の可能性を狭めるのは何とももったいない。
企業研究を行う手段は、
HP
業界地図、会社四季報などの書籍
OB・OG訪問
が挙げられる。
アルバイトで内部に入るという手もあるが、募集しているかどうかにもよるためイレギュラーだろう。
内部に入る手段としては、インターンのほうが有利だろう。
インターンについてはまた別の機会に。